道具について
最低限ドリッパーとペーパーフィルタがあればコーヒーを淹れることができます。でも、ここのサイトに来ていただいて、美味しくコーヒーを入れるためにはそれなりの道具を揃えていただきたいと思っています。
美味しいコーヒーを入れるために必要な道具はコーヒーミル・ドリップポット(コーヒーケトル)・ドリッパー・ペーパーフィルタとなります。あと、揃えておくと便利なモノはコーヒーサーバーと湯温の計測計とハカリです。

●コーヒーミル
専門店では豆を買うときに豆のままか粉かを聞かれます。豆を挽いてしまうとよい保存状態で2週間くらいしか鮮度(美味しさ)が保てないので豆のままの購入がオススメです。その時に必要なのがミルです。また、飲む直前に豆を挽くと空間に香りが広がるためより美味しいコーヒーが楽しめます。
ところで、ミル選びは道具の中でも一番の悩みどころです。手動と電動、挽き方も様々のものがありますし、値段もピンキリです。いいのものははっきり言って高いです。ですが使い続けるうちにその価格が妥当なものだと思うようになります。
高価格の電動ミル=おいしさ、好みのコーヒーづくり、楽さがあります。といっても私のオススメはカリタのナイスカットG一択ですが。これは主観的な見方かもしれませんが、安い道具を使用して、「やっぱり美味しいコーヒーは家庭ではできない」と思ってもらいたくないからです。手動ミルは豆を挽くのが大変、安い電動でも豆が均一に挽けなかったりします。
私も安い手動のミルを買って大変な目にあいました。
手動はデザインはクラシックでいいのですが、何しろ挽く時に力がいります。ハンドルを回すのに、かなりの力でミル本体をもう一方の手で固定させなければなりません。毎日飲むので苦労しました。
手動で高いモノはそれほど力がいらないかもしれませんが、電動と比べれば全然違うと思います。それでもちょっと高いから手を出しにくいと思われる方は手動は安いので試してみてから、でもよいと思います。手動なら、Amazonなどで評価が良くて、値段も手頃なハリオのMSCS-2Bが良さそうですね。試してみて良さそうならそのまま使う。で、やっぱり手動より自動の方がいいと言う方はナイスカットGを購入、というのも一つの方法かもしれません。

●ドリップポット(コーヒーケトル)
粉にお湯を注ぐときはゆっくりと細く注ぐことが必要になります。注ぎ口が大きいポットは不向きです。
ドリップポットは安いもので1000円台からあります。機能が同じなので、どれもよく似た形をしていますが、デザインの好みで決めても良いと思います。
ちなみに細く注ぐと豆の成分をじっくりと抽出するのでコクが深く、太く注ぐと豆を通る時間が短くアッサリとした感じになります。
●ドリッパー
ここではポピュラーで扱いやすいペーパーフィルタを使用するプラスチックのドリッパーで説明します。有名なメーカーは、メリタ・カリタ・ハリオなど。一番の特徴は底の穴の数や大きさで、メリタは1つ。カリタは3つで。ハリオは1つ穴ですが穴が大きいです。
以下、味の感想は、個人的な感想も含んでいます。

・メリタ/アロマフィルター
コーヒー豆を蒸らして、あとは人数分の量を一度に入れるだけで抽出の量を調整してくれる簡単さが特徴。抽出口も底にあるのではなく、少し高い位置にあり、雑味を残しカップに落とさない仕組みになっています。ただ、主観的な意見ですが、一度に人数分の湯量を入れると、雑味を残る感じがします。他に比べて価格も高いです。

・カリタ/101D・102D
3つ穴でメリタよりは早く抽出します。癖があまりなくバランスのある味わいです。価格も安いし、入門向けにもいいと思います。

・ハリオ/V60シリーズ
こんなに大きい穴でいいの?と思うくらいの大きな穴が底に1つ。抽出も早めでスッキリとした味わいが特徴ですが、ちょっと私にはスッキリしすぎです。ドリッパーのデザインがお洒落で、カラーバリエーションに赤もあるので女性にはいいかも。価格も意外と安いです。ペパーフィルターも専用のものが必要です。
私のおすすめ
1.ハリオはドリッパーとサーバーのセットがあり、デザイン・価格・味のトータルバランスで、初心者にはお勧めです。味はスッキリとしたもので、細挽きから粗挽きまでバランス良く楽しめます。
2.メリタのアロマフィルターです。価格は高いですが1つ穴で抽出するので、しっかりとしたコクのあるコーヒーが楽しめます。ただ、メリタ独特のお湯を一気に注ぐ淹れ方は、酸味と苦味、雑味のバランスが自分の好みではありませんでした。ですので、教科書どおり、少しづつお湯を注ぎながらドリップしています。豆の挽き方も荒くすることで雑味も抑ることができ、豊かなコクと香りが楽しめます。
●ペーパーフィルター
白いもの(漂白)と茶色いもの(未漂白)があります。最近のものは品質も良いのでどちらでもかまいません。ただ、安すぎるものは避けた方がいいかもしれません。紙質が薄すぎたりしますので。以前はメリタのバンブーという高いフィルタを使用していましたが、今はカルディの茶色ものを使用しています。紙質は少し薄いですが、100円とかで購入するものより、紙質もいいと思います。
ちなみに白色は漂白は、現在では塩素系の漂白剤ではなく、無害な酵素漂白なので安心してよいかと思います。気になる方は有名メーカーのものの方が安心出来るんじゃないかと思います。
面白かったのは白色と茶色を比べたとき、封を開けたときには両方臭いはなかったのですが、お湯を通すと茶の方からはかすかな臭いがしました。濾過されたお湯も少し茶色。コーヒーの味にも影響しているかもしれませんが、私にはその違いがわかるほどのものではありませんでした。
●コーヒーカップ
私がコーヒーを飲むのは2つのケースがあり、1つは昼食時に200〜250ccくらいをマグカップで飲みます。2つめのケースはくつろぎたいときに飲む場合で150ccくらいをお気に入りのコーヒーカップで飲んでいます。くつろぎ用のカップは、知人を通して陶芸作家さんから購入した辰砂という独特な赤色の陶器です。はじめは、コーヒーの色に合うのかなと思っていましたが、案外、気品のある雰囲気が出て気に入ってます。通常では売られていない自分だけのカップで飲むコーヒーはまた格別のものです。ゆったりとした時間にお気に入りのカップでコーヒーを楽しむ。贅沢なひとときですね。せっかく美味しいコーヒーを淹れるのですから、ぜひ、お気に入りのコーヒーカップを探してみてください。

●その他、あれば便利な道具
・サーバー
ドリッパーを上に乗せると不安定になってしまうことがあるので、ドリッパーと同じメーカーのものがいいかもしれません。容量も色々なので自分のコーヒーライフにあった量のものを選びましょう。メモリの表示も、1つの表示ではなく、普通のカップ(150cc)とマグカップ用(200cc〜)を表示されているものもあります。味に影響するものではないので、色々比べて好きなサーバーを購入しましょう。
・ハカリ
豆の量を量るときに便利です。計量スプーンはドリッパーを購入するときに付いてきたりしますが、多くは10g単位が多く、5gとかで量るのはアバウトになってしまいます。私はコーヒーの豆を買ったとき、始めに35g(500cc、2人分)づつラップにくるんで分けてしまうので、購入しました。他の料理でも結構使うことが多いです。
・デジタル温度計
今でこそ、あまり使用しなくなっていますが、初めのうちは85℃とか90℃がどの位のお湯の感じか、見た目にはわからないのでよく使っていました。慣れてくると、だいたいお湯の沸騰加減でわかるようになりますが、それでも、徐々に勘がブレてきて、10℃前後狂ってしまうこともあるので、今でも定期的に使用しています。タニタでは1000円台ですが、ダイソーで400円で売っていたことあって驚いたこともあります。